Profile Yuuki Shindou of beagles-official

進藤 友貴 (Yuki Shindo)

1986年生まれ。

2011年より、作曲家・アレンジャーとしてのソロキャリアをスタートさせる。
以後、フリーランスの作曲家・アレンジャーとして、アイドルグループ・シンガー・バンドなどへの楽曲提供・アレンジをはじめ、イベントへのBGM提供、映像・アニメーションや結婚式の音楽、IPhoneアプリの音楽を担当するなど、多方面にて精力的に活動を行う。

手掛ける音楽については、ポップス・ロック・エレクトロ・ヒップホップ・R&B・エレクトロニカ・テクノ・民族音楽・ラテンミュージック・オールドジャズなど、ジャンルは問わずに楽曲提供・アレンジを行っており、またアルバム全体でのサウンドプロデュースや、レコーディング・ディレクション、ミキシング、リミックス、セミナーの音響プロデュースも行う。

また音楽活動以外の分野でも精力的に活動を行っている（詳しくは下記の"＜音楽以外の活動について＞"の項を参照）。
活動の一部はTumblrにてアーカイブ化されている。
Tumblr"Maybe... I'm working"

あらゆるジャンルを手がけつつも、それらの楽曲の中で、声や音を大胆にエディット（加工）し、響かせる手法を得意とする。

また、それが前衛的なサウンドであれ、最終的には非常にポップな質感の音に仕上げることを得意としているため、【『一風変わったポップミュージック』を作る作曲家】として形容されることも多い。

自身が中心となって2010年より活動を開始した『Beagles』というグループでは、プロジェクトによってメンバーが変わる、流動的な編成を取りながら、今までに５枚のフル・アルバムを発表。
2012年に発表した、５枚目のフル・アルバム『nimanima』は日本・アメリカ・ユーロ圏内の幾つかの国において、iTunesMusicStoreやSpotifyをはじめとする、様々な音楽配信サイトより販売・配信されている。

男女混声というヴォーカルスタイルを軸に置きながらも、サイケデリック・エレクトロニカ・グラインドコア・民族音楽などをポップに昇華させた音楽を展開。
一切顔は明かさず、ライブも基本的には行わないスタイルを取り、メンバーのパーソナリティを極力排除させた上で（進藤を除く）、ネット上での音源配信を中心に活動。

J−WAVEでの楽曲オンエアや、ファッションブランド『FRED PERRY』の店舗内BGMとして楽曲が使用されるほか、国内外のミュージシャン・DJ・イラストレーター・映像作家とのコラボレーションやリミックス・ワークを行い、イベントへの楽曲提供も手掛ける。

活動の拠点は日本でありながらも、海外メディアから取り上げられるなど、グローバルなスタンスで活動を行っている。

現在Beaglesでは、日常から採取した音を使用し、ポップ・ミュージックをクリエイトするプロジェクトを始動させ、前衛性とポップ性の両立というテーマの元、楽曲を制作している。

『Beagles』の他、ピッチシフターを用いて変化させた声をオルタナティブ・ヒップホップに絡めた『Peruri』や、エレクトロニカ・アンビエント・ドローンなどの文脈から音楽を発信する『Alubino』、ドゥームメタルをキーワードにした『Plastic Box』など、別名義での活動や、ミュージシャン・クリエイターとのコラボレーションも盛んに行っている。

また、音楽活動の他に、IPhoneアプリ・プロダクト『MIGAQ』を、ドイツ・ベルリンを拠点に音楽家・映像作家として活動しているJunichi Akagawaと共に2013年3月より立ち上げ、IPhoneアプリをリリースするほか、

ウェブサイトのデザインや文章を手がけるなど、幅広い分野で活動を行う。

小説も執筆しており、複数の視点から語られる、現実と空想の間を人々の思惑が交差していく様を描いた連作短編作品『スピーカー・ボーイ』※は、2010年度【かしわーど文学賞】において、最優秀作品賞に輝いている。

※実際はスピーカー・ボーイをはじめとする、いくつかのタイトルによって、連作短編集は構成されているが、ここでは便宜上『スピーカー・ボーイ』のみを記載する。